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AI取引ボットの事例:TensorParadigmの実取引をたどる

2026年10月6日〜25日のTensorParadigmの全実取引:決済済み78件はすべて利益、未決済の10件はエントリー価格を下回っています。全記録、手数料、レバレッジ、3件の計算例。

まず結論

TensorParadigmは、エージェントのエントリーと決済の記録を公開Telegramチャンネルで無料公開しています。2026年10月26日時点のスナップショットでは、チャンネルに88件の取引がありました。決済済みの78件は手数料控除後ですべて利益でした。残る10件は未決済で、いずれもレバレッジ前で0.7%〜11.1%エントリー価格を下回っていました。したがって、決済済み取引の勝率100%は記録の全体ではありません。現在の損失は未決済の取引にあります。本事例ではすべての取引を一覧にし、3件を使って手数料とレバレッジの確認方法を示します。

2026年10月26日時点の全記録と3件の計算例。取引所の口座明細ではありません

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押さえておきたいポイント

  • 最終的な利益画像だけでなく、同じ取引IDでエントリーと決済のメッセージを照合します。
  • 本事例の手数料はエントリーと決済でそれぞれ0.12%です。TensorParadigmは、記載の0.03%のスリッページが公表価格に織り込まれていると確認しています。
  • レバレッジを使った証拠金に対する収益率と、当初のポジション想定元本に対する収益率では分母が異なります。
  • 2026年10月26日時点:88件の取引のうち、決済済み78件はすべて利益、未決済10件はすべてエントリー価格を下回っています。未決済の取引も記録の一部です。
  • 以下の計算は個別取引についてのものです。口座の増減、資金調達料、ドローダウンには追加の口座・資金移動記録が必要です。

AI取引エージェントの取引をTelegramで公開する理由

ポジションの推移を順に観察できると、取引システムの動作を理解しやすくなります。TensorParadigmはt.me/tensorparadigmでエントリーと決済のメッセージを無料公開しています。目的は、エージェントの動作と公表結果の計算方法を見えるようにすることです。

本記事の各事例では、エクスポートのメタデータ上、エントリー投稿が対応する決済投稿より先に行われています。読者は両方のメッセージを開き、取引ID、価格、時刻を確認できます。最終結果だけの画像より詳しく、取引の経過を追えます。

TensorParadigmは、これらがエージェントによる実取引の記録で、価格は取引所での平均約定価格であると確認しています。本記事は公表記録と計算を確認するもので、取引所の口座明細を再構成するものではありません。Telegramのエクスポートは、その時点のメッセージ版と、存在する場合は編集情報を保存します。

2026年10月のQNTUSDTの3分足チャート。青い買いマーカーと紫の売りマーカー
2026年10月のQNTUSDTの3分足チャート。TensorParadigmによると、青い矢印はTelegramの取引記録にある買い、紫の矢印は売りを示します。チャートは値動きの背景を示し、下記の収益率計算はリンク先のエントリー・決済記録を使っています。

全記録:88件の取引、うち10件は未決済

この表は、10月6日の最初のエントリーから2026年10月25日の最新の決済まで、チャンネルに投稿されたすべての取引を数えたもので、10月26日23:43 UTCに確認しました。チャンネルがエントリー投稿を始める前の10月2日に決済されたNEARの取引1件も含みます。CSVでは各取引を投稿へのリンク付きで一覧にしています。

決済済みの取引は手数料控除後ですべて利益でした。レバレッジ前の決済結果の中央値は+1.19%、範囲は+0.06%〜+4.88%です。決済投稿では46件が3×、28件が10×、4件は倍率表記なしで、公表された収益率が大きいのはこのためです。

損失は未決済の10件にあります。スナップショット時点で、すべてエントリー価格を下回っていました。最大のHYPEはレバレッジ前で−11.1%で、決済済み取引の利益の中央値の約9倍です。小さな確定利益が多く、未決済の大きめの損失が少数あるという形は、勝率ガイドで注意を促しているパターンです。長期的な結果は、これらの未決済取引がどう終わるかに左右されます。

2026年10月26日23:43 UTC時点の全記録
項目値
投稿された取引88
決済済みの取引78
利益で決済 / 損失で決済78 / 0
決済済み取引のレバレッジ前の中央値+1.19%
決済済み取引の公表結果の中央値(レバレッジ込み)+4.75%
決済済み取引の保有時間の中央値2.8時間
未決済10
エントリー価格を下回る未決済取引10件中10件、レバレッジ前で−0.7%〜−11.1%

未決済の10件

各行はエントリー投稿にリンクしています。スナップショット価格は、2026年10月26日23:43 UTC時点のBinance USDT-M先物の直近価格です。エントリー投稿にはレバレッジの記載がないため、変動はレバレッジ前で示しています。レバレッジをかけると証拠金に対する損失は大きくなり、3×では5%の下落が約15%の損失になります。

これらは未決済のポジションで、確定した損失ではありません。最終結果は決済時にチャンネルで公開されます。

2026年10月26日23:43 UTC時点の未決済取引
銘柄 / エントリー投稿プロファイルエントリー時刻(UTC)エントリー価格(USDT)スナップショット価格(USDT)レバレッジ前の変動
HYPEUSDT · #47Balanced2026-10-07 16:4088.13178.351−11.1%
AAVEUSDT · #168Extra Aggressive2026-10-22 02:35150.33135.72−9.7%
ADAUSDT · #171Safe2026-10-22 08:100.21580.2063−4.4%
XRPUSDT · #181Safe2026-10-22 16:501.31181.3025−0.7%
1000PEPEUSDT · #190Aggressive2026-10-23 21:300.00463900.0043085−7.1%
DOTUSDT · #192Safe2026-10-23 22:501.07981.0098−6.5%
DOTUSDT · #193Aggressive2026-10-23 23:101.06891.0098−5.5%
1000PEPEUSDT · #194Balanced2026-10-23 23:450.00452710.0043085−4.8%
1000PEPEUSDT · #195Aggressive2026-10-24 01:400.00452410.0043085−4.8%
DOTUSDT · #197Balanced2026-10-24 09:051.05561.0098−4.3%

3件の計算例の選び方

以下の例は最初の1週間のエントリーから取っています。3つの投稿形式を示すため、最初に完了した10×のQNT取引、同じエントリーを共有する3×のEDEN取引2件のうち収益率が低い方、決済投稿にレバレッジ表記のないNEAR取引を選びました。

これまでのすべての決済済み取引と同じく、3件とも利益でした。公表結果の手数料とレバレッジの確認方法は示せますが、損失取引の見え方は示せず、上記の未決済ポジションの標本でもありません。

事例1:QNTのエントリーから決済まで

メッセージ#33はQNTUSDT、1分足、Ultra Aggressiveという設定名を示しています。ロングのエントリー価格は253.72 USDT、イベント時刻は2026年10月6日07:17 UTC、投稿時刻は07:18:02 UTCです。取引IDはQNTUSDT-1m-4871820-20261006-0717です。

メッセージ#34は同じIDで、09:08 UTCに256.84 USDTで決済した記録を示します。投稿時刻は09:09:04 UTCで、10×レバレッジの+9.88%を報告しています。イベント時刻の間隔は111分で、表示された保有時間1.85時間と一致します。

投稿時刻はチャンネルでの公開時刻であり、取引所での執行遅延を測るものではありません。1分足は戦略のチャート間隔、111分は保有時間で、異なる指標です。設定名も、独立に測定されたリスク評価ではありません。

事例1:QNTのエントリーから決済まで
イベントイベント時刻(UTC)投稿時刻(UTC)価格(USDT)
エントリー2026-10-06 07:172026-10-06 07:18:02253.72
決済2026-10-06 09:082026-10-06 09:09:04256.84

エントリーと決済の手数料を差し引いて再計算する

数量が一定のロングについて、平均エントリー価格をE、平均決済価格をXとします。当初の想定元本に対する価格収益率は100 × (X / E − 1)です。両側で手数料0.12%を適用すると、同じ元本に対する手数料は0.12 × (1 + X / E)となります。したがって手数料控除後は100 × (X / E − 1) − 0.12 × (1 + X / E)です。

QNTの価格では、手数料前が約1.2297%、手数料が約0.2415パーセントポイントで、残りは当初の想定元本に対して約0.9882%です。10倍すると約9.8823%となり、丸めると投稿の9.88%と一致します。より高い価格でロングを決済したため、決済時の想定元本と手数料が少し大きくなります。

0.12%はこの事例用に提供された料率で、全Binance口座の現在の手数料を示すものではありません。Binanceは手数料を取引の想定元本と適用料率の積として説明しています。2 投稿価格は丸められているため再計算も近似値です。選んだ記録は表示精度の範囲で整合します。

0.03%のスリッページはどう扱うか

TensorParadigmは、記載の0.03%のスリッページが公表された平均エントリー・決済価格に含まれると確認しています。その価格を使い、手数料を1回だけ差し引きます。さらに0.03%や0.06%を差し引くと、この計算に追加のスリッページ控除を重ねることになります。

実際のスリッページを別途測定するには、判断時または注文送信時の基準価格と、実際の数量加重平均約定価格が必要です。Telegramのエントリー・決済価格の組だけではその差を測れません。約定価格に含まれるスリッページと、仮定を追加したストレステストは別の計算です。

無期限先物の資金調達料は別の資金フローで、支払・受取と金額はポジションと決済記録によって変わります。Binanceも手数料と資金調達料を区別しています。2 エクスポートには資金調達料の取引記録がないため、以下の計算ではゼロと仮定せず対象外とします。

3×・10×・倍率表記のない結果を比較する

大きな収益率は、分母が小さいことを反映する場合があります。手数料控除後の利益を当初の想定元本で割った値が、本記事の正規化した収益率です。同じ利益を想定元本 / Lに等しい当初証拠金で割ると、収益率はL倍になります。同じポジション、一定数量、上記の証拠金定義が前提です。

選んだQNT記録では9.88% / 10 = 0.988%、EDENでは0.61% / 3 ≈ 0.2033%です。いずれも価格からの計算とおおむね一致します。元の表示値と正規化した計算を併記し、報告時の文脈を残します。

NEARの決済メッセージは倍率を書かず+0.93%と表示しています。価格からの計算は約0.9328%です。公表値をそのまま残し、レバレッジ設定を推測して付け加えません。比較のために倍率を取り除いても、レバレッジなしの履歴を再現したことにはなりません。資金制約、数量、強制清算条件によって実行可能な取引が変わり得ます。

3×・10×・倍率表記のない結果を比較する
取引 / 投稿エントリー → 決済(USDT)公表収益率倍率表記手数料控除後の価格収益率
QNTUSDT · #33 → #34253.72 → 256.84+9.88%10×0.9882%
EDENUSDT · #40 → #450.05865 → 0.05891+0.61%3×0.2028%
NEARUSDT · #62 → #834.684 → 4.739+0.93%記載なし0.9328%
選んだ実取引3件の手数料控除後収益率比較
公表された3組のエントリー・決済価格から計算。スリッページは価格に含まれます。選んだ取引の比較であり、口座純資産曲線ではありません。

最初のスナップショットで未決済だった取引のその後

10月10日付の本事例の初版では、決済のないエントリーが3件ありました:HYPE、XRP、LTCです。これらを除外せず、記録に残しました。

XRPは10月11日に3×で+0.97%、LTCは10月12日に3×で+0.56%で決済されました。HYPEは10月26日時点でも未決済で、レバレッジ前でエントリー価格を11.1%下回っていました。

未決済のポジションを収益ゼロの取引として扱うと、情報が隠れてしまいます。決済まで時間がかかるという理由で除外するのも同じです。未決済の取引は決済されるまで記録に残します。

最初のスナップショットで未決済だった取引のその後
銘柄 / エントリー投稿エントリー時刻(UTC)2026年10月26日時点の状況
HYPEUSDT · #472026-10-07 16:40未決済、レバレッジ前で−11.1%
XRPUSDT · #492026-10-07 17:40決済 #91、3×で+0.97%
LTCUSDT · #552026-10-07 21:55決済 #92、3×で+0.56%

この事例から分かること

3件の事例では、エントリーと決済の追跡可能な関係、異なる保有時間、再計算できる手数料と分母の扱いが分かります。一方、エージェントが売買を決めた内部入力すべてが記載されているわけではありません。投稿に記録がない場合、ニュース、LLM、損切り発動、特定モデル信号などを理由として作りません。

エクスポートには数量、開始時の口座純資産、入出金、資金調達料、未決済ポジションの継続的な評価もありません。この記録なしに取引収益率を足してもポートフォリオ収益率にはならず、決済済み取引の収益率で描いた線も口座のドローダウン曲線にはなりません。

複数の設定が同時に同じ市場へエントリーすることがあります。結果が互いに関連している可能性があるため、別々の取引IDが自動的に独立した統計的観測になるわけではありません。3週間分の取引はエージェントの動き方を理解するのに役立ちますが、結果が続くかどうかを判断するには、さまざまな相場環境でのより長い観察が必要です。

TensorParadigmの実取引記録を追う方法

t.me/tensorparadigmの公開チャンネルを開き、エントリー投稿の完全な取引IDを控えます。決済投稿が出たら銘柄だけでなくIDを照合してください。同じ市場に複数の設定や重なる取引が存在し得るためです。イベント時刻、価格、倍率表記を合わせて読みます。

全記録のCSVには、88件すべての取引について投稿リンク、価格、時刻、公表結果、レバレッジ前の結果を載せ、未決済の取引にはスナップショット価格も記載しています。どの行もチャンネルと照合できます。

次の更新では元のスナップショットを保存し、新しい締め切りで観測を追加します。未解決IDを決済まで追跡し、新規エントリーも記録します。対象範囲を安定させると比較しやすくなり、長く開いている取引も残せます。

88件すべての取引をダウンロード(CSV) ↗

方法:一定数量のロング、両側0.12%の提供料率、価格に含まれるスリッページ、資金調達料を除外。

FAQ / 質問への回答

よくある質問

実取引ですか、バックテストの例ですか?

TensorParadigmは、選んだ記録がエージェントによる実取引で、価格が取引所の平均約定価格だと確認しています。本記事はエクスポートした投稿と計算を分析します。エクスポートは独立した取引所口座監査ではありません。

手数料とスリッページは含まれますか?

両側0.12%の手数料を計算に使います。TensorParadigmによると0.03%のスリッページは公表価格に含まれるため、再び差し引きません。資金調達料の記録が提供されていないので、それは対象外です。

10×の収益率は単純に10で割れますか?

同じ手数料控除後の利益を、当初想定元本の10分の1に等しい初期証拠金で割った表示なら比較に使えます。選んだ例はこの定義で整合します。あらゆる取引所ROI欄の共通変換でも、口座成績の再構成でもありません。

なぜ3件の例を使うのですか?

10×が明記された結果、3×が明記された結果、レバレッジ表記のない決済をそれぞれ示すためです。未決済の10件を含む88件すべての記録は、上の表とCSVにあります。

この記録は勝率100%を示していますか?

決済済みの取引に限った話です。決済済みの78件はすべて利益でしたが、スナップショット時点で未決済の10件はすべてエントリー価格を下回っていました。決済済みの取引だけを数えるとこれらの損失が隠れるため、決済されるまで記録に残します。

無料でチャンネルを見られますか?

TensorParadigmはエントリーと決済投稿を観察できるよう無料公開しています。公開記録へのアクセスを提供するもので、すべての読者が同じ約定や口座成績を得ると示すものではありません。

参考資料

取引データは公開Telegramチャンネルから取得し、2026年10月26日23:43 UTCに確認しました。未決済取引のスナップショット価格は、その時点のBinance USDT-M先物の直近価格です。手数料率、約定価格の出所、価格に織り込まれたスリッページの扱いは、2026年10月10日にTensorParadigmが確認しました。取引所の資料は一般的な計算方法を裏付けるもので、個々の約定を認証するものではありません。

  1. TensorParadigm公開Telegramチャンネル(2026年10月26日確認)
  2. Binance:先物の手数料と資金調達料

本記事は教育・リサーチを目的としており、個別の投資助言ではありません。過去の取引結果は将来の成果を保証しません。